NoOneLivesForever

己のゲーム遍歴 あるいは 感情のパンくず

そのパズル奇妙につき「GOROGOA」レビュー

明けましてしばらくぶり。sitaranaです。

私、今住んでいる場所が実家よりも南なんですが、帰省して戻ってきたら実家より寒く感じました。何故に。

 

それはそれとして、今年初クリアの作品は「GOROGOA」です。

ずーっと買って放置してたんですが、何やら実況プレイか何かを見た同僚が

「GOROGOAっていうゲーム見たんだけどさぁ、パズルゲーとかどうよ?」

などと提案してきたので、まあええか・・・とプレイした次第。

 

なお、本作は短編かつ一本道系の作品です。

本レビューではネタバレは極力抑えますが、パズルとしてのギミックが重要な作品でもあるので、ちょっとしたお漏らしでもゲームの鮮度は間違いなく下がります。

なので、興味あるなぁという方は、是非是非この記事を見る前に一発クリアしてから覗きに来るのをお勧めします。

 

プラットフォームはSteam、バージョンはちょっと分かんない。(どこに書いてあるんだ?)

プレイ時間は約3時間。

よろしくお願いします。

 

GOROGOA

まずはジャンルから。

本作は、「物語性の強いパズルゲーム」あるいは「パズルでストーリーテリングするアドベンチャー」といった雰囲気の作品です。

パズル自体がストーリーをなぞらえていて、パズルを解く=物語が進む、という形式。

 

↑ある種の絵本っぽいテイスト

 

肝心のパズルはというと、これまた少々独特。

絵合わせと騙し絵を合わせたような感じです。錯視を利用したパズル、例えば「Monument Valley」のようなタイプとは趣が異なっており、どちらかというと絵で細工箱をやってるような感じ。

 

↑右下の絵を2枚の絵にばらした

 

言葉で説明すると分かりにくいですが、

絵を並べる、重ねる、分離する、といった操作で絵を変化させていって、適切な絵を仕上げる、絵を切り貼りするという手触りのギミックが本作のパズル。

面白いのは、本作はチュートリアルというものが一切存在しないということです。

絵があって、なんか4つ分の枠があって、クリックとドラッグができて・・・?みたいな感じで最初は何をすればいいのか分かりませんが、触っているうちに分かってくる。

操作しているうちに、「ああ、絵をどうこうすればいいのね」と自然と分かるようにできていて、物語が自然をガイドの役割を果たしてくれていました。

総じて、パズルで物語る、というスタイルとしては手堅くまとまった作品だと感じました。

GOROGOA・・・?

難点というと、それはもう短編+パズル(アドベンチャー)というリプレイ性の低さに尽きます。

手堅くまとまっているということもあり、意外性もあまりないのでサクッとクリアして終わりとなりがち。

なにより、操作性がシンプルかつ選択ミスによるデメリットも無いので、総当たりアタックが容易に機能してしまう、というのが個人的にはパズルものとしては致命的。

いや、出来ちゃダメってわけではないんだけど、もう少しアハ体験的な方向の方が嬉しかったというか。

総当たりで解けてしまう、というあたりはシンプルな脱出ゲームあるいはアドベンチャーゲームに近いでしょうか。

難問を解いてやったぜフゥゥゥー!、みたいな達成感などとは無縁。

このあたりは好みか。

まとめ

佳作から良作くらい、かな。

パズルはパズルなんだけど、ビデオゲームというよりは一品もののパズルの玩具を買ってきた感。ちょっと高めの映画チケットを購入した、という印象の作品。

正直な話、定価で考えるとちょっとお高めに感じます。物語部分も絵で示すというスタイルと相まってはっきりとは語られないので、そのあたりも込みで考察とか楽しめるなら。

私はあんまり入れ込めなかったので、うーん。