先日ぶりです。sitaranaです。
本日のレビューはグロ系高速アクション「Hunt the Night」をお送りします。
え?前回に比べて早いじゃないかって?
ARMORED COREⅥの発売が近いし、ちょっと仕事忙しくなりそうなので、プレイ時間嵩みそうなのはちょっとなー、ということでちょうどいいの探してたんですよ。
したら、割とあっさりクリアできちゃったので。
プラットフォームはSteam、難易度NewGame。プレイ時間は12時間強。
よろしくお願いします。
夜を駆けろ
「これどんなゲーム?」と聞かれたら、「ゼルダをグロくして、戦闘方面にステ振りし直した感じ」というのが私の意見。
グロい、というのがどんな感じかというと。
はい。生理的にちょっとアレな感じのグロい系です。
終止こんな感じなので、こういうのダメな人はターンバック。
他、人死にとかちょくちょく演出されるので、その手のが駄目な人も方向転換。
ゲームシステム的には、軽めの謎解き要素もありますが、基本的に本作の骨子はバトルアクションに重きを置かれていると思います。
特筆すべきは回避アクションの強力さ。
なんと1秒弱くらい移動しっぱな上に、無敵時間も糞長、かつ連射も効く、と至れり尽くせりの性能をしています。
どんな感じなのかは、製品ページのデモムービーを見てみるとよいでしょう。
え?これ全部回避なの?とびっくりすること請け合いです。
じゃあ敵の攻撃なんかすいすい避けられて簡単なんでしょ?と思った人がいたらストップ。
こんな世界観で作られてるゲームがマイルドバランスなわけないじゃないですか。
このゲーム、回避が強力なのと引き換えに、敵の攻撃も結構悪辣なのが多めです。
特にボス戦が顕著で、持続が長め・範囲攻撃マシマシ・ところにより雑魚召喚、とダクソでやられてたらぶち切れ確定の行動が多数。
でも、割と何とかなっちゃうのは、やっぱり回避が強力っていうのが大きい。
後硬直もないので、そのまま殴り掛かれるし、なんなら無敵時間丸々使って敵の攻撃範囲でダンスすることもできたりします。
で、そうやって攻撃をいなしながら合間に攻撃をバカスカ叩き込む。
これがメッチャ気持ちいい。
ボス戦をクローズアップしましたが、雑魚戦もなかなか楽しくて、
頻繁に雑魚ラッシュが発生するのですが、四方八方から寄せてくる雑魚の攻撃をひらり、背面へクルリ、一撃入れて次のターゲットへロックオン、というムーブを繰り返す様はまるでダンスのよう。
敵を軽やかに殲滅できた時のやってやったぜ感はいいものです。(グダったら死んでいるとも言う)
このようにバランスは結構キチキチですが、難易度的には実はそこまで高くありません。
ボスにしても概ね1桁台のリトライで突破できているので、根気もそこまで要らなかったです。
特に後半は火力マシマシのビルドを組めたりするので、形態変化まで無理矢理押し切っていけることも多く、それに助けられた部分があります。
ただ、全体的に予備動作は短めなので(ラスボス除く)、何回かリトライする前提で考えておいた方がいいでしょう。
繰り返しになりますが、もし興味を持った方がいたら、製品ページのデモムービーを見ることをお勧めします。
回避の具合とか、どうやって戦うのか、とかそのあたりのニュアンスは動画で動いている状態を見るのが一番です。
不満点とかそういうの
- 武器種のうち、モーションが鈍重なものが使いにくい
- 回避命のゲームなので仕方ないが、その割に大して火力がでない。いっそのこと攻撃中にアーマーでも付けば違うのかもしれない
- レベル制でないので仕方がない部分があるが、敵を倒して入手できる通貨の使い道が早ければ中盤くらいで枯渇する。ロストもないので、溜まっていくだけを見るのはちょっと寂しい
- ↑に関係して、途中から雑魚を積極的に狩る理由がなくなってしまう。通り抜けスルー安定。雑魚を狩るインセンティブになる要素があってもよかった
- 後半のマップでロードが長いマップがあるが、この時マップ移動で雑魚が復活する。謎解きで行ったり来たりするマップでこれが起きるので鬱陶しい
まとめ
良作です。
戦闘面で凝った作りをしているので、そこが非常に良かった。
超パワー同士をぶつけ合う系って好きなんですよね。
あと、高難易度モードはあるようですが、ちょっと食指は伸びていないです。
理由は、ご褒美要素・更なる成長要素が多分無いだろうということ。
EldestSoulの時も思ったのですが、バランスを重視して敵だけが強くなる高難易度モードはマゾ向けだなぁ、とつくづく思います。
特にHPを伸ばす方向で強化されると、確かに難易度は上がるんだけど・・・、となって自分の好みからは外れる方向です。
この辺は趣味嗜好の範疇なので、性癖が合わなかったということで諦めるところですね。